クロスルート証明書を ACM(AWS Certificate Manager) に登録し、証明書ルートの確認をしてみた
こんにちは、リサリサです。
クロスルート証明書を扱う機会があったので、AWS Certificate Manager へのクロスルート証明書の登録の仕方と、正しく登録できたかの確認方法について記事にしてみます。
やりたいこと
クロスルート証明書を ACM にインポートしたい。
クロスルート証明書とは?
こちらが分かりやすいかと思います。
従来の証明書階層で使用するルート証明書に加えて、クロスルート用の中間証明書を設定することにより、別のルート証明書にも接続可能とする仕組みです。
やってみた
ACM にクロスルート証明書を登録する
今回は CloudFront で使いたいので、バージニアリージョンにインポートします。
- 証明書本文:証明書
- 証明書のプライベートキー:秘密鍵
- 証明書チェーン:中間CA証明書&クロスルート証明書
を設定します。
証明書チェーンは、以下のように記載します。中間CA証明書の下にクロスルート設定用証明書を連結するようです。
—–BEGIN CERTIFICATE—– ・ 中間CA証明書の文字列 —–END CERTIFICATE—– —–BEGIN CERTIFICATE—– ・ クロスルート設定用証明書の文字列 —–END CERTIFICATE—–
正しく設定されたか確認する
確認するために Web ページにアクセスして、証明書のパスを確認しますが、ブラウザから確認しても、1ルートしか確認できません。ですが、正しくクロスルート証明書が設定されているかを確認したいです。
以下の SSL Labs というサイトを使うと、複数ルートの確認が出来ました。
確認したいサイトの ドメイン を入力します。
診断結果の公開は希望しないので、非公開オプションをチェックしました。
「Certification Paths」を確認します。
複数パスある事が確認できました。#2がクロスルートのパスです。
参考
最後に
どなたかのお役に立てれば幸いです。